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11月の主な活動

 今月は試験が二つ行われ、日々の活動を紹介していなかったのでここでまとめて紹介します。今月は定盤の製作とフィブラーシートの準備、1年生の1/5スケール機製作を行っています。

 まず、定盤の製作についてです。
 以前使用していた定盤は木製で、時間が経つごとに反ってしまい定盤が平面を保ていないという欠陥がありました。そこでこれからの機体製作に向けて新規に定盤を設計し、組み上げました。

定盤_11月の主な活動

 これが、新しい定盤です。アルミフレームを用いることで定盤の信頼性の向上を図りました。



 次に、フィブラーシートの準備です。
 これから作成する木製桁のビーム材にフィブラシートを巻くことでビーム材を強化し、それによってビーム材を軽量化する事が狙いです。今回はそのフィブラーシートを事前に切り出し、テープで位置をそろえた状態でまとめ、準備をしました。

フィブラシート_11月の主な活動
 先ほどの定盤を紹介する写真にも写っていましたが、このようにテープでまとめてます。



 最後に1年生の1/5スケール機製作についてです。
 これは、1年生に機体製作を事前に学んでもらうという事と、設計の仕方を学んでもらうという事を目的に行われています。

20%機体の製作_11月の主な活動
 設計の様子です。



 今は、これから本格的に機体製作が始まる前の器具や材料、そして1年生の準備期間となっています。1年生にはこの製作でこれからの機体製作、ひいては、今の1年生が主導となって行う次の機体製作に向けたノウハウを経験していって欲しいと思います。

 
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2017-11-25(Sat)
 

桁試験

 先週末に桁試験を行いました。
 今回の桁試験では先月テストフライトを行った機体に用いていた主翼の中央桁、内桁と胴体桁で行いました。


装置前景_桁試験
 これが、装置の全景です。


試験の様子_桁試験
 そして、このように試験を行っていました。

 試験の結果としては、解析などで想定していた耐荷重の値をいずれも上回りました。
桁に巻いていたフィルムなどによる影響もあるかとは思いますが、桁の性能に余裕があることがわかりました。
 次の機体設計に向けて、より耐荷重に近づけた桁を設計し、機体の軽量化を目指していきます。

2017-11-22(Wed)
 

校正実験

 11月11日に校正実験をしました。

 校正実験で何をしたのかと説明するためには、「第二回テストフライト」でトラックにロードセルという物を着けて機体を走らせたのですが、そのロードセルが何かということと、そのテストフライトで行った実験も含めて説明する必要があるので、そこから説明します。
 そもそもロードセルは3点で機体を支えてそこにかかる垂直水平方向の力を数値化する物です。テストフライトでは、そのロードセルを用いて、揚力がどれくらいなのかを調べようとしました。しかし、実際にとれたデータは揚力以外にも多くの力の合力となっていたので、揚力のみの力がどれくらいだったのかがよくわかっていませんでした。そこで今回の校正実験で、ロードセルの上に機体を置いて機体に対して水平、垂直、ロール、ピッチ方向にそれぞれ定量的に力を与えて、ロードセルに記録させた力の値からテストフライトでかかった力を分析して、揚力がどれくらいだったのかを検証するのが目的でした。

 長いのでまとめると
機体の揚力が知りたい

とったデータが揚力のみではない

そこから分析したい

分析するための材料を実験で得よう

ということでした


 実験の概略は写真の通りです。
校正実験_実験概要-1




 装置はこのようになっています。
校正実験_装置全景4-1



 水平方向に力をかける実験は写真のように机の上に機体を置いて行いました。
校正実験_第1実験4-1



 鉛直下方以降の実験では、このように床に降ろしてから桁に荷重をかけていきました。
校正実験_第2実験2-1



 今回の実験で得られたデータの一部がこれです。ここから担当者が解析をして、当初の目的であったテストフライトの時の揚力を求めていきます。
校正実験_第4実験3-1

 今回の実験は「校正」ということで桁破壊試験のような派手さがなく、もの足りない静かな実験でした。



2017-11-14(Tue)
 

浮きました

 10月末に今まで製作してきた機体の最後のテストフライトを行いました。
 今回のテストフライトでは、午前中に人力で機体を牽引して左右の揚力の差をタブで調整して、
機体が水平になるようにしました。
タブ調整1-3
 これがタブ調整の様子です。
牽引試験1-3
 このような牽引試験を繰り返してタブを調節していきました。
(顔が見えないように画像を加工してます)

 そして午後、機体をトラックの上に画像のように置いて飛行試験を始めました。
浮く前
 トラックで試験を繰り返し、ついに…
飛行試験1

 こっちのほうが飛んでる気がする
 (画像ではわかりづらいかもしれませんが)浮きました!
 機体が浮きあがった瞬間は、機体を製作、試験してきたことが思い出され、
達成感を感じました。

機体2
 この機体で何かをするということはこれで最後になりましたが、
今まで作ってきた機体が浮いたという事実を得ることが出来ました。
 これから製作していく機体は、この機体で経験したことを活かし、
来年こそ鳥人間コンテストに出場したいと思います。

 今までご支援いただいた皆さんありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。



2017-11-07(Tue)
 
プロフィール

デコレ

Author:デコレ
岩手大学の同好会
航空研究会décoller

鳥人間サークルの活動日誌です。

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